取り組み・ケアサポート
当院の取り組み
近年子供たちを取り囲む環境は複雑化しており、情報も物品も飽和状態であるのに対しデジタルの発達で感情や非言語的コミュニケーションは共有しにくくなっていえると言えます。
私たちは現代社会で子育てをしていく上で、感情の自己調整能力や、多様なコミュニケーション手段を使いこなす能力を、これまで以上に親子共々育む必要があることを示唆しているのではないでしょうか。
時代や社会に順応しながら、豊かな気持ちで健やかな育児をしていくために我々小児科は保護者の方もお子さんも支えていける取り組みを一緒に考えていければと思います。
その中で育児発達相談を利用してみませんか
小児科として共に育む、健やかな子育てのために
- 感情の識別のサポート
- 子どもたちが自分の感情を言葉にする手助けや、保護者の方が子どもの感情を理解するためのヒントを提供します。
- 非言語コミュニケーションの意識化
- デジタルツールに頼りがちな現代だからこそ、目と目を合わせる、触れ合う、表情を読むといった非言語コミュニケーションの重要性を伝え、実践の場を提案します。
- デジタルデバイスとの賢い付き合い方
- デジタルを完全に排除するのではなく、そのメリットを活かしつつ、親子でルールを決め、オフラインでの交流時間を大切にする方法を共に探ります。
- 保護者への心のサポート
- 子育ての悩みやストレスは尽きません。保護者が孤立せず、安心して相談できる場を提供し、感情的な負担を軽減するお手伝いをします。時には、子育て仲間との交流を促すイベントの利用も有効でしょう。
- 地域との連携強化
- 子育て支援センターや保育園、学校など地域の様々な機関と連携し、多角的な視点から子育てを支えるネットワークを構築していきます。
私たちは、医学的な知識だけでなく、子どもたちの健やかな心の成長と、保護者の皆様が安心して子育てに取り組める環境づくりのために、これからも皆様と共に歩んでいきたいと願っています。
オンライン診療のご案内
急に具合が悪くなったり、急な早退呼び出しで困った、という声をよく聞きます。 仕事の都合、兄弟の都合、すぐに受診できないということもあると思います。 どのタイミングでの受診がベストなのかわからないこともあると思います。 そんな時はお電話いただくことができますが、私たちはお子さんの様子で緊急性が高いかどうかを判断していますので、お電話でお話しするよりも正確な対応ができます。 実際はお子さんを直接診察することがベストです。 しかし状況に応じて柔軟に対応できるように環境を整えています。(現在セットアップ中、もうしばらくお待ちください)
病児保育のご案内
急な発熱などにより保育園や幼稚園を休まなければいけなくなったときに保護者の方の都合がつかない場合、台東区では病児保育が無い代わりにシッター補助という制度があります。しかし当院では区の事業に積極的に参加し、台東区での病児保育を行使できるように協議し取り組んでいきます。(現段階では協議中であるため実施可能になり次第こちらでお知らせいたします)